書物蔵

古本オモシロガリズム

八木福次郎

太田真舟は誰か、について

いやサ、次の文献がわちきの呼号せる近代書誌学のある場面で実はとっても重要なんだけど、実はどんな人が書いたのか、まったく不明だったのである。 太田真舟「戦前の納本・検閲:内務省の発禁本について」『日本古書通信』40(10) [1975.10] p.5-7 で、わち…

八木さん

日本古書通信の新編集方針と新使命 著者 八木敏夫 昭和11年12月15日,日本古書通信,69 福次郎さんは、兄さんの八木さんに較べて、商売の方は下手でございます。商売をやらせたらおそらくこんなに続かないと思うんですが、「古書通信」のような仕事にはうつて…

八木福次郎さんにうつてつけの仕事とは(σ^〜^)σ

某氏に聞いた話では100歳まで生きるつもりだった八木福次郎さん。。。。(´・ω・`) その福次郎さんの著書で特別限定版がヤフオクに出ているとヌートリアくんに聞いた。 http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n114782887 表紙には古通への少雨叟(…

のんきな雑誌編集者?

「のんきな雑誌編集者」とて川副国基が『近代文学の風景』に、雑誌の巻号表示のミスについて書いている。投稿で人気の『文章世界』大正4年1月号も2月号も、ともに132号になってしまっていて、翌年7月号を見ると直っているとか。 ついでに目次と本文表題がズ…