書物蔵

古本オモシロガリズム

2020-01-01から1年間の記事一覧

古書現世さんに古本を売りに

しばらくは日中、出かけることあいならんだらう、とて、筋斗雲に段ボール箱を五つばかり積み込んで、古書現世さんに古本を売りにいったことぢゃった他に用事があるので、ほとんど本をあわてて放り出した形になってしまったけれど、現世主人さまは愛想よく受…

ツイッターでゲットしたもの

-(全角ハイフンマイナス) (半角ハイフンマイナス) ‐(全角ハイフン) −(全角マイナス) ‒(フィギュアダッシュ) —(全角ダッシュ) –(二分ダッシュ) ―(ホリゾンタルバー) ー(全角長音) ー(半角長音) ─(罫線) ━(罫線) 一(いち)

届出書省略の許可証を見る

池袋、神保町、高円寺と、実は大変忙しい。 本来の研究が進まぬ困った∩(・∀・)∩ それはそうとツイッターで重要な資料を見せてもらったのでここに引用する。内務省警保局図書課からの通知文書。出版法第10条による指定の出版物(この文書の場合は雑誌)が納本で…

講義プリントの始まりは明治末?

何度か拙ブログで講義プリントに言及したことがある。 いまツイッターで「「東大ノート交換クラブ」とか「辛酉社」といった昭和前期にプリントを出したところが話題になってたので、改めて国会図書館の蔵書目録を引いてみたら、思っていたよりもずっと早く、…

買うべきか買わざるか?! それが問題だーーって問題になったのは大正昭和から???

例の「正統的な読書」に所有・占有問題がある。今の日本インテリの正統的読書観によれば、本は自分で買って所有すべきもの。しかし、この意見が主流になったのは果たしていつからなのだろううか? 岡村「江戸の蔵書家たち」を見るに、本を買えた人は多くなく…

「デジタルアーカイブ」の淵源はアーカイブでなく……

こんなんもらった(´・ω・)ノ 柳与志夫『デジタルアーカイブの理論と政策: デジタル文化資源の活用に向けて』勁草書房 (2020/1/30) ざっと見た第一印象を書くなり(。・_・。)ノデジタルアーカイブの理論と政策: デジタル文化資源の活用に向けて作者:柳 与志…

近代「読書論」名著選集

國學院博物館の帰り、都立中央で次の本をチェックした。 近代「読書論」名著選集 (書誌書目シリーズ ; 37). ゆまに書房, 1994.6 細目は次のとおり。 第1巻: 訳書読法 / 矢野文雄(龍溪)著 ーーー学海針路 / 渡辺重石丸著 ーーー読書法 / 沢柳政太郎著ーーー …