書物蔵

古本オモシロガリズム

書斎

買うべきか買わざるか?! それが問題だーーって問題になったのは大正昭和から???

例の「正統的な読書」に所有・占有問題がある。今の日本インテリの正統的読書観によれば、本は自分で買って所有すべきもの。しかし、この意見が主流になったのは果たしていつからなのだろううか? 岡村「江戸の蔵書家たち」を見るに、本を買えた人は多くなく…

1冊1滅

内沢旬子さんの「身体のいいなり」『一冊の本』15(4) p.30-33 (2010.4)を再度読む。「12 本の山からの逃避行。中古ぼろマンションを買う。」の回。 「本に囲まれて暮らすのが夢だった」とぞ。ちやうど森さんちの引越しを手伝ったので、身につまされて読む。…

こまったでち(´・ω・`)

本を棚にならべてたらやうやく全部はいらないことが明らかになりつつ… こまったでち これじゃあ、沈没まぎわのタイタニック救命艇のやう… 全員は乗せられない… どうすべぇか…

満洲に消えた楠田五郎太 1

楠瀬日年の『書斎管見』を掘り出して、書斎研究というものが戦前あったのかなかったのか、ちょっと調べている折みつけたのが、 書斉管理の話 / 楠田五郎太. -- 研文館, 昭和10 という本の情報であった。 はじめて見る名だなーと思ったら、近年(というかわち…

【掘出】 楠瀬日年 『書斎管見』 昭10

えっと,どこまで話したっけ。そそ,はじめての店で,ずばり図書館本を買った話。イイ店だったなぁ〜,固い本しかなくて。なんつーか,これぞ古書店って感じで。あーゆーところができてたんですねぇ。ぜんぜん知らなかった。それから同じ店でこれも。いまよ…