書物蔵

古本オモシロガリズム

興信所の歴史

永井良和氏の探偵史の本を森サンに教えられて以来、調べ物の歴史の一環で気を付けてきたんぢゃが、次の文献を古本屋から取り寄せて読んで、永井氏はちゃんと使ってをるが、わちきが注目するところは全然別ぢゃのぅ、メディア史の裏教科書でもあらんとて、やはり興信所史も見ねばらなんのぅと

  • 上田尚 著. 興信所利害の研究 : 附・我邦の会計士. 警醒社書店, 大正11. 441p ;395-266

こんな関連文献もある。

  • 東亜興信所六十五年史.. 東亜興信所, 1956. 76p 図版 ;671.8-To347t

ここで重要なのは、東亜興信所のやうな、ちゃんとした最大手、ではなくて、みるみるうちに群れをなした群小興信所のはう。
これは、通信社の歴史でも、「通信」「内報」の歴史に重要なのは、ちゃんとした大手ではなく、みるみるうちに群れをなした群小通信社だといふ―って、わちきがさういっとるだけだが―のと完全にパラレル(。・_・。)ノ