書物蔵

古本オモシロガリズム

帝国図書館史、戦前期出版法制史、のナマ史料!!!\(◎o◎)/!

ほへほへーちかれたびー(~o~)

ナマ史料

けふは11時にみなでセドリ御殿に集まりテ、浦和をめざした。
途中、Denny'sでパフェを喰いなら書誌談義をし、某所へお迎へに参上す。カギをあける直前に忘れた〜とてやりなおし。
それはともかく…
いよいよ最期、とて6時間もかけて掘り出し、運び出す。
いやぁ、まだあったか、ってな感じ。しかし逆にこれに間に合わなかったら、貴重な初期国会図書館史、戦前期出版法制史、帝国図書館史のナマ史料が失われていたとなると、ほんにぎりぎりであったなぁと嘆息す(〃´o`)=3 フゥ
だって、明治40年のお○会○メモとか、昭和14年の○○○報とか、ほかにもてんこもり∩(・ω・)∩ばんじゃーい

オモシロ史料

わちき:このお○会○メモ、シンセン堂から3万5千円で買ってるよ(´・ω・)ノ
友人:文圃閣ならいくらつけるんでしょうね(゚∀゚ )アヒャ 
わちき:うーん(-∀-;) 15万かなぁ…(^-^;)

これは分析がたのしみぢゃo(^o^o)

オモシロ話

話しもいろいろオモシロかった。。。
昭和60年代に基礎研修を抜け出し、そのまま自殺してしまった新人職員の話。
才はあるのに人望のなかったとある研究所長および坂本博の一言の話。
新庁舎落成直後、大量に結婚した話。
3人係のうち2人が党員だととたんにハタシンブンをおっぴろげる話。
モリシンがとあることから人気を落とした話。
まっちゃんが正体をみせない話。
蘭研の話。
岡田ナラウさんが昭和初年、大変な就職難のなか帝大社会学専攻をでて帝国図書館に這入ったら、西南戦争のときに出納手だった職員いてびっくりしたとか。

あやふし石山ひろし(σ^〜^)

最後にホテルでメシを喰いながら、石山洋係長をヌキさんが包囲攻撃しようとて中立勢力たるてっちゃん係長を籠絡しようとした話がオモシロかった。ヌマさんやマキノさんもいたとか。もちろん彼らは包囲がは。

上野の連中が、独特ってゆーか、本館の連中とちがう雰囲気でねぇ。

さうさう。うへの閥――といっても、出納手上がりの連中のみ――はつるんでたんだった。
てっちゃんは、「後ろから鉄砲をうつやうなことはできないよ」と言ったとか。さすが(゚∀゚ )アヒャ 

わちき以外にも二人ゐた!

しかしわちきがかようなめぐりあはせになるとはとは。
おほむかし、古い文献にかこまれてくらしたいとて、てっちゃんの帝国図書館レファレンス・サービス史の文献を読みながらあこがれとったことがあったが、いや実に、その頃の夢がかなったといへるのではあるまいか。
掘り出した史料のなかに、いまのわちきとおなじ役割を担う潜在性をもちながら俗吏になってしまった元新左翼の某館長が最初に結婚した際のお知らせなんかもあったりして感慨無量…(*゜-゜)

史料が残らない

しかし、平成27年のこの日この時にわちきがてっちゃんのオトモダチとしてゐたから、結果としてよいやうなものの、いままでの候補二人はあへなく調査員や司書から俗吏に堕落し*1、また、古本屋さんも一方は感情的もつれから、一方は旧来の活字本重視から、肝心の、さう、値をつければ十万はくだるまい貴重な綴りをふたつも含む史料群を拾えず、しかしかういふことは日本全国津々浦々で日常茶飯事で起きてきたことなんだなぁと、日本国民、といふか、日本社会のアホさかげんを痛感す。
史料にセンスを発揮すべき図書館関係者ですらこんなんだから…(-∀-;)

てっちゃんの史料感覚

ヌ氏とやりとりし、お○会○メモに三万五千とは(おそらく昭和50年代のことととて、いまの感覚なら5万ぐらいか)売る方も買う方も相当のツワモノとの感想をいただいたが、この史料に関してっちゃん云ふやう

高等官*2だけの会なんだネ。属なんかと一緒ぢゃあないんだね。当時の館内の雰囲気がわかるいい史料なんダ。

と、一見なんでもない史料から再現される「雰囲気」を重視しとったのはさすがと思ふたことぢゃった( ^∀^)
電話帳を保存しとったことといひ、趣味の延長に視野の広い研究が拓けるといふ、まさしくてっちゃんの古本道の師匠、少雨荘斎藤昌三が参画した

趣味と研究

論争そのまんま、といふわけだぁね(σ・∀・)σ

扁額も移す

その少雨荘に揮毫してもらふた扁額もこのままでは解体屋に廃棄されてしまふとて救う。
これで名実ともにわちきは第二代勝田三蛮を襲名できたといへませうヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ

*1:へたに高位高職のポストがあることの、逆機能とおぼゆ。ジェネラリスト礼賛といふか、さういったポストを腰かけでグルグルまはると、実はアタマが、といふか志が低回してしまふ機能がある。って、これさぁ、いちおー自分の少ない経験から言ってるツモリなんだけどね(σ^〜^) 

*2:http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20050930/p3