書物蔵

古本オモシロガリズム

東亰ステン所の地下街にて

地下街飲み屋にて、帰郷するT先生を送る。最初はせどり御殿に集合せんかと思ふも、やはり発着場そばが乗り遅れないだらうとて、ステン所そばの地下街にある飲み屋を使ふべ、ちゅーことに。
みなに集まるよう言ったら、書誌鳥が出先から直行。お店は玉乃光なるとこ。ここははじめて入る? ならびの麒麟麦酒の店などは数回使ったことがあるけれど。4人でといふと、たまたま棚のあるブースにあないさる。われらのごとき、飲み屋で資料を展開するには好都合なりと書誌鳥。実際、特秘調査のごときものの複写を見せられ、びつくり(@_@;) やはり、さがせば意外と足元にころがっているなあとは、このまへの浅岡邦雄先生の古通記事にも思ふたことぢゃったが。

しばらく話して、じつはオトモダチであることが再確認できたので(〃´o`)=3 わちきも、トンデモめづらかなる内報的興信録をば開陳す。信義にゟて提供することに(σ^〜^)
内報の話になり、なんとTさんの話によれば、その内報がまだ発行されつづけている由。かういったやうな情報がまさしく、内報なのだよなぁ(*゜-゜)
しかし話によれば、そも取次にとりてかやうなる出版物としての興信録は必ずしも必要とせず、といふ話などはこれはまたどこの書き物にも書きをらず、ってか当たりまへだぁね。対象出版物の存在自体が最近あきらかになったんだから(σ^〜^) その理由なども拝聴す。有難し/\。やはり、斯業、ぢゃなかた紙業からのニーズで最初のものができたのも、むべなる哉(*´д`)ノ
きのふウワサに出たこの本のことにもいい及び、たしかに定性的な――けっきょく出版界で何をした人かといふのがイマイチわからない――欠点はあれど、履歴的なことはわかるし、出版社索引から引くと中小出版社の社史にもならんということなども話す。

そのTさんから、印刷博物館のニューズレター「Printing museum news」のno.32以降一括をいただく。ざっと見るに、版面デザイン美しく、紙質もちやうどよく、さすがと思ふ。国会図書館のPR誌なぞも、みならってほしいもの。