書物蔵

古本オモシロガリズム

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文藝春秋 - 第 57 巻、第 10〜11 号 - 36 ページ
1979
... 跡づけているように、たちまちのうちにその芽は押しつぶされたのだつた。戦後短歌もこの点では少しも変っていないのだ。そんな歌堉を嘲笑するような、遊びと俗と毒を徹して短歌に持ち込んだ歌集が出た。著者である中川道弘は、むろん歌筯外の人物で.ある。
■現代の眼 - 第 22 巻、第 1〜4 号 - 174 ページ
1981
闪)『新,金茎和歌集』中川道弘著前寮、『金茎和歌集』で平岡正明をして「強焱は女を下から犯す。中川道弘の和瞅は上から犯すのである。」と営わせしめた著者の最新作である。全篇これ性愛の歌ともいうべき本害は、しかし刺教的.ヱ口ス的ではあっても、少しも ...
■諸君 - 第 1〜2 号 - 273 ページ
1981
中川道弘著「新^金強烈なエロスと同時に古雅とに充ちておすすめしたい、といってもいささかっ歌でもよんでみるか、と思う向きに日記はナンだが、年頭にあたりひと; I 'るハムレツト像がおもしろい。これ策略を回らしながら政治的に 58 ト日記』(新潮社、ニ一 00 円) ...
■短歌研究 - 第 39 巻、第 1〜4 号 - 149 ページ
1982
さてこの真面目な五冊のあとで読んだのが『第三金茎和歌集」( , , ^ ,趙中川道弘で、この徼底的なパロディ精神に脱帽した。にわかに筒井康隆の世界へ連れてゆかれた思いである。主題は一貧して下ネタ(エロスというよりもっと乾いた感じである)で、王朝の古歌 ...
本の雑誌 - 第 18 巻、第 1〜6 号 - 10 ページ
1993
... ういって典う古主杖口角と I ロ士たく b えたダング I なウ亡さんでもった・壮んだム吉* I の碑主という耳ロ二 I ◇壮いみたい・ページた、 ・上野の古書店「上野文庫」の店主・中川道弘さんが自作の句を典めて自投出版した川柳架である。まだまだこんな句もある。
■大道芸および場末の自由 - 305 ページ
平岡正明 - 1995 - ‎スニペット表示
主人中川道弘(『金茎和歌集』の歌人です)と月島の四方田犬彦の家の近くでシカケもしっかりしたりで江戸前のマハゼが釣れた。ハゼの数が滅ったのかもしれないが、数年前、古書店上野東京閣餌はイソガニをつぶしたものでもャドカリの胴でもキシャゴでもいい ...
■星とともに走る: 日誌1979-1997 - 173 ページ
四方田犬彦 - 1999 - ‎スニペット表示
中川道弘にも紹介される。人ぞ知る昭和パロディ短歌の金字塔『金茎和歌集」の歌人で、念願かなって近々上野に古本屋を開くことになったという。実は中川さんには十四年まえに一度会っている。初めて作ってみた同人誌「シネマグラ」を直販で置いてもらおうと、 ...
■現代風俗 - 第 22 号 - 162 ページ
2000
... 川止博士「ビンクチラシを集める」 831 = 0 : 1 九九八年五月二三曰徳正寺【取材の現場から】〇山盛荧司「独自ダネで行こう」〇太田順 I 「私の写興作法」|九九八年七月一|五曰徳正寺〇中川道弘(東京「上野文靡」店主)「古本で風俗の棚をっくる」參第五回.
■サンカ学入門 - 46 ページ
礫川全次 - 2003
... 夫雑感〜古書店主から見た八切止夫中川道弘〈聞き手 1 礫川全次十本誌編集部〉—八切の徳川家康替玉説を読む〔礫川全次〕參八切止夫著作目録〔関一口匸内孝雄〕參八切止夫装幀コレクション—八切止夫の「遊女論考」に因んで〔田村勇〕參〔覆刻掲載〕 ...
■男色の民俗学 - 311 ページ
礫川全次 - 2003
礫川全次 二〇〇三年一〇月一四日って、貴重なアドバイスをいただいてきた。この場を借りて、ご冥福をお祈りしたいと思う。本年三 00 三)九月、その店主、中川道弘さんの突然の訃報を聞いた。思えば十年以上に亘談である。た。本巻資料編で紹介した伊藤 ...
■歴史民俗学 - 第 23 号 - 206 ページ
2004
中川道弘(なかがわ 1 みちひろ) 1940 年神戸生まれ。北海道大学理類、早稲田大学仏文中退。双葉社に人社。雑誌記者、京都の画材店、新刊書店(芳林堂、旭屋、リブロ二池袋店店長)勤務を経て、「古書上野文庫」を開く。趣味は旧植民地での日本人の痕跡 ...
■土俗とイデオロギー - 135 ページ
礫川全次 - 2004
聞けば、彫よし氏は上野文庫の有力な顧客のようで、上野文庫から資料彫よし氏のことに及んだ。主人.中川道弘氏が、彫よし氏のことを実によく知っているなお余談にわたるが、彫よし氏と面会した数日後に上野文庫を訪ね、話題がたまたま報告しておきたいと ...