書物蔵

古本オモシロガリズム

「女給日記」で検索がきた(=゚ω゚=)

で、当該小説についてかきかけ部分を補足し、さらに書いてなかったことをメモ。
前のエントリ→ http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20121129/p1
そもそも、この小説、文学としては失敗しておるらしくて、次のサイトによれば、つまらないものらしい。

2008年08月03日 女給日記(木谷絹子) - アフター・カーニバル
http://after-carnival.seesaa.net/article/104074756.html

ちなみに、上記のサイトで、「女給日記」に唯一言及せる人物として谷沢が木谷絹子を、「水谷」とまちがえたのは、単なる誤字「木→水」の可能性もあろうけれど、実はまったく同じマチガイをしている『出版警察報』の当該ページを見て、ひきずられたのかもしらん。
で、文学としては失敗かもしらんが、女給の生態を記録したものとして、ゆまに書房が、2007年に復刻してから使われだした資料らしい。
ただわちき、文学にも女性史にもあんまり興味が実はなくて、興味があるのは出版史(σ^〜^)
とゆーことで、国会に所蔵があるのは、初版(昭5.11)発禁本の「副本」と、「発禁改訂版」(昭5.12)の恐らく副本の2冊なのだが

ん?(・ω・。)
ぢゃあ、発禁本の正本はどこにいっちゃったの(。´・ω・)?
米国議会図書館に残ってをるの?

などと、思ったあなたはもはや立派に出版史の基礎的知識を知ってをるといふことぢゃ(σ^〜^)σ
で。。。
じつは、木谷絹子の本を調べた時に、フツーにググったら、にゃんと、正本(の画像)がでてきて、おったまげたことであったのぢゃ(@_@;)
かきかけ