書物蔵

古本オモシロガリズム

『ブルータス』最新号の「古本屋好き」を買ふ

無印に連れてけといふので送る。
ん?(・ω・。) このまま高円寺へ行ってしまへ、とて、筋斗雲で高円寺へ。
高円寺へ行ったが、ついでに新刊書店で、雑誌『ブルータス』最新号の「古本屋好き」を買う。
パラパラみたが、大変にリキの入ったよい特集と思う。

BRUTUS (ブルータス) 2013年 6/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 6/15号 [雑誌]

会館ではMさんの勧めで『校正の研究』を拾う。300円。

ルビの話があるといいなぁ、と見るに、それはあまりなく、固有名の校正のところがチトおもしろし。なれど、事例と構造の書き分けがいまいち(´・ω・`) まぁ、日本で最初の校正につきての単行本との触れ込みだから、せうがないか。
Mさんは和田万吉の日本書誌学概説を300円で拾ってた。
さうかうしてゐるうちに学会があるとて皆で移動。
ラーメンセットを商店街のちかくで喰ふ。おなかいっぱい(o^∇^o)ノ
さて、とて商店街を歩いていたら、なんと開店したばかりの(先週土曜日とぞ)新しい古本屋(σ・∀・)σ
学会に遅れるのではと一部に意見あるも、入ってしまふc(≧∇≦*)ゝアチャー
しかし、この森下のへんから都立美術館にかけ、妙に古本屋が増えつつあり。江東区中部に古本屋街が形成されつつあるのか(。´・ω・)? 戦前、深川区に古本屋が40軒ほどもあったとは、これは古本屋地図帳かなにかに書いてあったんだっけ?(*´д`)ノ学会にいくMさんを落としてわちきらは神保町へ。
すずらん通りの三省堂アネックスにでっかい古書モールの看板がでていてびっくりΣ(゚◇゚;)

意外と太宰治の顔が目立つのではないかと、友人が呆れたようにいっていた。げに。
しかし、このスーパー源氏の古書モール、実は日曜、月曜休みというのは、これはなんというか、労働者思いというのか、なんだか休日の設定が変なのでは(σ・∀・)σ
とさんざ言い合ったあとで、当然、5階のかんたんむさんが主宰する古書モールへ上がる。
ここでは、たった100円で、こんなのを拾えた。

久しぶりにTakanoでお茶

お茶っちゅーと、大抵コーヒーなれど、ここは本当のお茶、紅茶。
いつも日曜は混んでいたやうに思うが、空いてたのでマターリと過ごす。
途中、友人が買った東大出版会の図書館学叢書を眺めながらあれやこれや。
資料論のところが実はチトおもしろいが、全体として、堅実にすぎ面白味に欠けるとはわちきの弁。まぁお勉強にはいいとは思ふが。末尾の図書館情報学史だかに日本図書館史学史の記述が数パラグラフあり、そこで、これまでの図書館史は史でなく「物語」であったと、これはなかなかキツイ評語があって笑ふ。