書物蔵

古本オモシロガリズム

PR誌コレクションはどこにある?:ここにも「がふりてき手段」の隘路が

3日まへの深夜、M先生より、PR誌ハンドブックについてご下問。ついでにつぎのエントリを紹介さる。府立図書館がPR誌一覧の有無を調べたもの。
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&lsmp=1&kwup=PR%E8%AA%8C&kwbt=PR%E8%AA%8C&mcmd=25&mcup=25&mcbt=25&st=score&asc=desc&oldmc=25&oldst=score&oldasc=desc&id=1000050472
上記エントリでは、(財)経済広報センターHPの「広報誌ガイド」DBが紹介されとるが。。。
http://www.kkc.or.jp/plaza/kohoshi-G/
うーん(゜〜゜ ) 現存のものしか採録されないのと、自己申告制なので、やはり採録率が低いような。。。一方で、アムウェイとかならあるし(σ^〜^)σ

対象誌:継続発行している外部向け情報誌[会社案内、事業報告書、社史、販促資料を除く]
掲載誌:経済広報センター、経団連会員機関および上場企業を対象に行ったアンケート調査の回答にあったもの

ま、出版社のPR誌は、上場企業でもないし、別格ということになるのかすら。

文芸PR誌 一覧 http://kitu.net/pr.htm
※メルマガなど含む。2007年ごろ作られて、更新はされていないよう。

むしろ出版PR誌は、著者の自著自注をみつける場になるみたいである、とゆーのはM先生に聞いた(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ♪

書評(国内)の探し方・見つけ方>出版社PR誌
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-539.php

それはともかく。。。
M先生いはく、

府立が池田喜作コレクション五千册につき言及しないのはいささか不審

と。
なれど、国会さんの参考書誌部が、あの有意義な『特殊コレクション要覧』の編纂を放棄してはや、半世紀。。。(いまでは参考書誌部すら閲覧部に統合されてないといふ)

  • 全国特殊コレクション要覧 / 国立国会図書舘一般考査部, 受入整理部編. -- 東京 : 国立国会図書舘 , 1957.3. -- 130p ; 21cm. -- 1956年10月現在.

「がふりてきしゅだん」なるものがなけりゃあ、府立のスキルふるなレファレンサーとて、見つけることあたはず、ですぢゃ(*´д`)ノ
専門図書館協議会あたりのハンドブックがいちおー、専門図書館の名鑑になっているのだが。。。
図書館単位でしか引けないし、公共図書館や博物館美術館系は入ってないしで、残念なのだ。
とくに特殊コレクション(図情学的には「特別コレクション」と訳語が決まってる。special collectionのこと)ちゅーもんは、コレクション単位で、主題から検索できるツールがなけりゃあ、意味ないんだよなぁ。。。