書物蔵

古本オモシロガリズム

書物の環境論

いちばんおいしそうな書架の部分だけを先に読んでいたので、残りもよむべとて車中にて読んでみた。

書物の環境論 (現代社会学ライブラリー4)

書物の環境論 (現代社会学ライブラリー4)

えらく見通しのいい本だなぁ。このような見通しのよさは、やはり著者ならではと思う。全国をみる取次出身ならではでは。わが(?)図書館界に引き付けてみると本当なら国会の連中がそうならねばならんのだが、取次出身者がみなみな学者にならないのと同様、実務で体感的に全体を知ることと(遂行知)から見通し(説明知)への移行はやはり個人によるということなのだろうなぁ。
しかし、これを読んでいていちばんびっくり(*_*;したのは、実ははさみこまれていたチラシ。
なんと同じシリーズでサトケン先生が論文の書き方をしっぴつするっちゅーぢゃあないスカ(゚∀゚ )アヒャ 
先週だったか論文の書き方本のリストをつくったことでおわかりのように、一般方法論マニアであるわちきは論文の書き方本も集めておる。
しかし、サトケン先生が書けば、これはまた、ある意味、きはまったものになることうけあいぢゃヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ