書物蔵

古本オモシロガリズム

官憲vs.斎藤昌三=要領でアハハ(´▽`*)ぢゃ

『『国貞』裁判始末』(これは竹中労が坂本篤にインタビューをしているもの。初出は雑誌『噂』)を読んでいたら、

竹中〔労〕 斎藤昌三という人も実に不思議な人ですね。
坂本〔篤〕 これが、また実に官憲に対して要領がいいんだ。

と、ホメてんだかケナしてんだか、かなりオモシロな証言がでてきて(´▽`*)アハハ
いやこれは直前に、斎藤は知っていることでも誰もわかりゃしない、となれば知らんぷりできるということから出てきた言葉。ほんとうにヤバイ企画は梅原北明などにさかんにたきつけたのだと。もちろん坂本もたきつけられた口(σ^〜^)
斎藤と坂本篤はそれこそ若い頃からのつきあいで「二人のことしゃべったらキリない、本にすればゆうに一冊になろうというもんです」だとか。

とっても「(¬_¬)σぁゃιぃ」ショーゾーたん

なぜこんところに「(゚∀゚ )アヒャ」となったかといへば、どーも「(¬_¬)σぁゃιぃ」のだショーゾーたんは(^-^;)
出版警察報』という、基本的に内務官僚や警察、検察、裁判所の外部には秘密の資料があったんだけど、それににゃんと『書物展望』から「○年の出版界」といった記事がまるまる転載されとるのを見て、

まさか、図書課がまるまる転載を書物展望社に無断でやったのだろうか( ・ o ・ ;) まぁ、秘密資料に転載するんなら、それもアリか(゜〜゜ )

と思ってをったのだが。。。
さらにまた、その『出版警察報』について、戦後、言及している(戦前現役の)人物って、実ハ、斎藤昌三しかいないので、

まさか、斎藤昌三は戦前に『出版警察報』を見たこたぁないよね(*´д`)ノ こりゃあ戦後に入手して推測しとるのだろー(  ̄▽ ̄)

とも思うてをったのぢゃが。。。
「橘シネマの守」(=立花高四郎)あたりとツルんでをったのかとも思うが、立花は昭和8年に退官しとるから、「○年の出版界」が載った頃と時期はズレるか。。。 しかし『書物展望』で