書物蔵

古本オモシロガリズム

長谷川和泉:ここにも地図図書館学の萌芽が… けれど

  • 地図関係文献目録 / 長谷川和泉. -- 地図協会, 1971

ここで長谷川和泉はこんなことを言っている。

最近地図に対する興味が高まり、地図の利用価値が正しく評価されるようになった

長谷川はこれに続けて、地図関係文献も多くなったけど、先行文献を見ていないものが多い、だからこの書誌を作ったと続くんだけど…
けど、この書誌で、どうしても所蔵先がみつからんかったのが、
『研究蒐録 地図』という雑誌で、最近やっと科研費報告書で国土地理院に所蔵されていたことがわかったが、いったい長谷川は昭和46年の段階で、どこにあったものを見たのだろう。
それに、この長谷川, 和泉 (1927-)‖ハセガワ,イズミという人、どうもよくわからぬ。図書館員の壬申戸籍中央大学出なことはわかるけど、地図室に所属していたわけでもないようだし…