書物蔵

古本オモシロガリズム

神保町で近代日本書誌学徒を相手に件名の失敗の話

けふはこれから神保町へ

扶桑さんの古書展でなにか拾えないかと(^-^;)

神保町で

「特輯・出版新体制と児童図書」『少国民文化』2(3) (1943.3)を拾う。
ちょいちょいとつつかれたのでダレカと思ったら森さんであった(^-^;)
古書モールでおちあってドトールでお茶。
天皇誕生日の昼間っからおもいきりムツカシげな話をしてしまった(・∀・)

件名システムの輸入失敗の話を

とくにオモシロかったのは、「件名」システムの輸入の失敗について。
JLA件名委員会の失敗をば話す。
あと主題標目がリファーするためのものでしかないとか、日本では件名の基本コンセプトが件名委員にすら理解されずに半世紀以上来てしまった話とか。
しかし館界でも誰も知らんしキョーミも持ってくれない話をよう聞いてくれまするのう(  ̄▽ ̄)
ありがたいことと思ったのであった(*゜-゜)
わちきがレファレンス・ツールの「逆さ読み」と呼んでいる技法は、すでにして(歴史学)の方法論における史料論のなかで、存在論的読みとかなんとかいふ呼び方で定式化されていたのであった(^-^;)
ってかおみゃーも元史学徒でないかってか(^-^;)

追記(12/25)

ん?(・ω・。) 意外にもブクマがいくつかついている(´∀` )
ん、んんー、この件名システム輸入失敗のネタ、実は瑣末でオモシロくって、図書館(業界)史で、なおかつ、これを解かないと実は前へ進んでいるようでいて一歩も前へ進めないという、ある意味、わちきの趣味にイチバンはまる題材なのだ…(*´д`)ノ
かなーり前に気づいて、どーやってオモシロおかしく深刻に発表しようかと、かくしておいたのであったが… ってか、フツーに文献検索したら素材はフツーに読めるものばかりなんだけどね(*゜-゜)