書物蔵

古本オモシロガリズム

ニットキョウの資金繰りについて

石山洋氏の連載で、有山タカシについてのところで(源流から辿る近代図書館(44) 古通2004.8 p.16)

資金繰りの困難を有山家の財産の流用で支えた。戦前の協会は貴族や宗教指導者の芳志、時期によっては理事長個人または理事長所属大学(特に早慶両校)の援助に依存していた。戦後の協会も(中略)30代半ばの有山が家産を賭けて守ったのだ。

(×o×)ほへー もし本当だとしたら、これはすごいことだよ。
って、その根拠に「友人武田虎之助が語った」とかいう「述懐」を出してきてるけど、またも、どっからの引用か不明なり。
まぁ戦後、とくに1970年代以降の新左翼的観点からみたら、しょせんブルジョワのやること、と一蹴されかねんが。
そういえば、これとクリソツな話を、しばらく前にひろった雑誌の端本で読んだ。
ニットキョウは破産体質なのだなぁ。
まあ,お偉いさんが本省の局長なみの給料をもらって,なおかつそれが薬袋先生の追及にもかかわらず非公開で,局長様方がすばらしいことばかりしているという噂も聞こえてこず(サカサの噂ならあるよ),ってことだから今も同じかな。
そういえば,1980年代後半から1990年代前半にかけて日図協の財政をささえたのは,献身的な協会員の血のにじむような会費ではぜんぜんなく,某discの収益だったという噂も聞いたことがあるなぁ。
みーんな噂だわなぁ。噂の真相は如何?