書物蔵

古本オモシロガリズム

戦時読書運動の決定的瞬間(常連さんへの特典)

わちきが『文献継承』の最新号に堀内庸村伝を書いた話はしたっけか。
市河彦太郎のお友達にして戦時読書運動の重要人物で。杉森久英さんなんかは半自叙伝で結構重要な役割を振ったりしている…
で、まぁあそこに書いたとおりなのだけれど…
でもあそこに載せた写真はチト小さすぎてイマイチ写真のすごさが伝わらんかったやう…
そこで…
あたかもよし、めずらしcloseモードなので常連さんにだけ世にもめずらかなる戦時読書運動の決定的瞬間をお見せしやう!`・ω・´)oシャキーン

戦時読書運動の決定的瞬間

これぢゃ

立ってしゃぺってるのが堀内庸村さん。その向こうに座っているのは… 邦造タン!!!(゚∀゚ )
そして手前ひとり置いて衛藤利夫!
そしてそして、最末端に連なるは!!!
有山属なるぞ!

あの厳格な薬袋秀樹先生をして、「1960年代公共図書館の発展の真のリーダー」とまで言わしめた有山粔(ありやま・たかし)も、昭和18年じゃあ、一介の属官、ただのつかいっぱしりだったという驚くべくもアタリマエの事実!
しかし、ヒラの有山さんが働いている写真って公開されたものはないんじゃないかしら…

おまけ もちろん市河ヒコタローさんも

堀内庸村が満洲開拓地の読書運動に引き込んだ市河彦太郎さん。結局戦後、病に斃れてしまうんだけど、戦時中はイランに赴任したりソ連から戻ってきたり有名人だった。もちろん(?)、スメラ学塾でも講義してたし。
写真を見ると、恰幅のいい人だということがよくわかる(前列左から2人目)。
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