書物蔵

古本オモシロガリズム

地図本『ガダルカナルの地図』

読みすすむ。
ルポとしての構成やささいな技術に若干の疑問はあるが,各所に知りたかったことについての証言がたくさんたくさん。こりゃ拾いモノ。
現地部隊のための大量の地図が三宅坂の陸測に積み上げられていたこと。
外邦図(外地の地図)がカラー刷りのため陸測の技術でコピーできず,民間出版社が下請けしたこと。
ガ島の地図で詳しいのは(本来陸用ではない)海図(no.2302)だったこと。
ほかに,ガリ版刷りの略図と簡易な航空写真が配られたこと。
などなどが,(当時の)生き証人によって語られるのだ…
まだ読んでる途中。