書物蔵

古本オモシロガリズム

引越が蔵書に及ぼす影響について

引越で腹がたったので,ブログ再開(笑)
引越すると確実に蔵書が減ります。
重いのなんのって…。手が痛くなるよ。紀田順一郎氏が,本は重いのが難点といってたけど,まことにそのとおり。私のような愛書家でも,投げ出したくなる!最低限のまじめな本だけ,床が丈夫な場所に移動したけど,何百冊あったかなぁ。まだおなじぐらい残ってるんですけど。その半分は黒っぽい本。大切に移動しないと。ユーツな気分。
のこりの半分の教養系の単行書は捨てるか売り払うことに。運べないから。面白い本が多いんだけど。それにつけても,これくらい近くの図書館にあってほしいよ。
幸い,文庫・新書の蒐集家なんで,無教養にはならないと思うけど…。もうちくま学芸に期待するしかない。あとは新書。
専門の単行書はしょうがないから持っていくけど,問題は雑誌のバック・ナンバー。
以前も書いたけど,『図書館雑誌』のバックナンバーを区立図書館でブラウズするのに,異常に手間がかかったことがあった。まあ,これは所蔵されてたからまだいいとして,『図書館界』は都立図書館へ何時間もかけていくか,国会図書館まで行かないとならない。国会じゃ,マイクロになってるから原本は見せないだと。なにを考えているのか。原紙はまだピンピンしてるってのに。このマイクロ化は,べつに資料保存のためのものじゃないって。
手元にある『図書館界』の多量のバックナンバー,どうしようか悩む。