書物蔵

古本オモシロガリズム

本日の収書

T書房(神田)にて。ほんとは他の店を目指していったんだけど。閉まってた(涙。
本屋風情 / 岡茂雄. -- 中央公論社, 1983.9. -- (中公文庫)
芸流し人生流し / 岡本文弥. -- 中央公論社, 1978.7. -- (中公文庫)
大衆文芸評判記 / 三田村鳶魚. -- 中央公論社, 1978.6. -- (中公文庫)
とはいえ,靖国通り北,なかなかあなどれなくなってきたス。どれも3百円ほどで満足。最近,中公文庫が軒並み千円を突破してる。良さはわかるが,むむむ〜。やはり坪内祐三氏とか南陀楼氏周辺とかが推挙しすぎるからか。
今日からの高田馬場BigBoxの即売展にもいったけど,時間がないのともともと相性がいまひとつなので拾えず。大学のころはここでいろいろ買ったんだけどな〜。またあの頃みたいにBigBoxの催事場でやってくんないかな。寒くって,なかなか粘れないし,お店の方も,馬場の乗降客むきの品揃えになるし。でもホントはそれ(一般人を古書趣味に誘う)をめざしてるんでしょうけど。
正確には,拾えそうと思ったのはセドリーさんが抱えてたよ,よよよ(涙。
白日夢 / 渡辺一夫. -- 講談社, 1990.4. -- (講談社文芸文庫)  セドリさんにさらわれる
渡辺一夫は,岩波新書ルネサンスとか文庫の痴愚神礼賛,聖アントワーヌの誘惑とか,探したなぁ。文庫は復刊された数年あとで,どちらもちょうど古書市場になくてまいったよ。2千円台だったところを1千円台で買えてよろこんでた思い出がある。