書物蔵

古本オモシロガリズム

雑駁な日々:月島、アキバなどなど

いつのまにやら7月中旬も終わり。いやさ、けふもそうだったけれど、親族がらみで忙しかったのよ。
人は死ぬのもいろいろ手続きが必要で、面倒くさい。そっちのほうが嫌になる。
最低限のことだけやって、さまざまな文債を全部リスケしないといけなくなってたりもする。でもこちらを嫌になるとそれこそ嫌になっちゃうので嫌にならないように楽しくやりたいな。
コミケはおかげさまで無事当選しているのでなんとか進行している。『出版文化人物事典』の増補分やら前代未聞の出版ジャーナリスト列伝やら、どれもやっぱり近代出版研究所でしか出せないような―って誰も出せないよ―資料ばかり。もし数十年後、近代書誌学近代出版史ができていたら、この令和初期の活動を掘り起こしてくれるにちがいない、などと勝手に思っている。
けふハ午前中執筆進まず、そうこうしているうちに以前からの予約だとて月島へ進出。ここは先々週、親が昇天したところ。もう慣れっこになった。いいところではあるが。黒岩さんもここだったな。来客とていそいで帰り対応。東京ステンショまで送る。

そうだコミケカタログをメロンで買わねばとて、新丸ビルの北を抜けて混み混みの中そのままアキバへ。外国人ばかり。メロンへ潜り込んでカタログをゲットし、ComicZineを覗く。こちらも外国人ばかり。それからアキバをちと散歩していたら、消防車がたくさんきて騒然としていた。そういやアキバの無差別殺人の時も騒然としていたなと思い出す。
帰ってもメシはないとて、ならばと久しく行っていなかった麺屋武蔵へ寄る。中盛にしようかと悩むが結局並盛に。にんにくつけ麺。だんだん量を食えなくなってくるね。
たまにのぞいていたDVD屋をのぞくと、閉店するとのこと。実はここアキバで唯一、一般の古本を買えるところだったのだ。古本はなんでも100円というので、東洋経済新報社の社史(4000円とついていた)を100円で買う。
帰って久しぶりにお風呂を沸かし、ひろげてあったブックオフがらみのよいしょ本を読む。よいしょ話で1冊かけるのはさすが、と妙に感心した。