書物蔵

古本オモシロガリズム

刷本(すりほん?)とは本文の作り置き?

印刷部数と発行部数
二千部印刷して千部或は千五百部だけ製本(発行)して残りを刷本のまゝ置くというふこともあるし、二千部印刷したが破損紙多きため千八百部しか発行出来なかったといふ場合もあるから
「改正書式解説(二)発行届」『出版文化』(13)p.6-(昭和17.2.1)

刷本、『書物語辞典』(古典社、1939)には立項ないないなぁ。かわりに「すりほん(摺本)」はあって「木版で印刷した書物のこと。類語――印本、版本、摺巻〔すりまき〕。」とある。
あっ…Σ(゚◇゚;) 
いま「いんぽん(印本)」を見たら「印刷された本、写本に対して。版本ともいふ。刷本〔すりほん〕とは未製本の印刷物をいふ。」と、こんなところに「刷本」が…ヾ( ゜д゜)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!