書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館サポートフォーラム賞(18回目)に文圃閣Σ(゚◇゚;)

カレントアウェアネスでも通報されてゐたが。次のページに詳細が。
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

田川浩之氏 (金沢文圃閣 代表)
田川氏は北陸の古都金沢において古書店を営むとともに、書籍・出版・図書館・書誌・戦時期文化史資料などに関わって他にない出版活動を展開している。特色的な数例を挙げてみるならば、出版・書誌・書物メディア史の「文圃文献類従」には、田川氏ご自身の解題になる全2巻の『出版情報(戦時占領期出版関係史料集)』、天野敬太郎の「書誌の書誌」を完結せしめた『日本書誌の書誌−社会科学編(主題編3)』があり、「図書館学古典翻訳セレクション」には、ガブリエル・ノーデ『図書館設立のための助言(品切)』やピアス・バトラー『図書館学/印刷史著作集』ほかの藤野幸雄父子による訳書がある。ちなみに故藤野幸雄氏は2009年第11回の本賞を受賞されている。さらに2001年第3回本賞の受賞者である深井人詩氏の先導によって2001年以来の年刊書誌雑誌『文献探索人』、そして『文献探索人叢書』の刊行を続けられるなど、図書館員による書誌・年譜編纂の成果公開のための貴重な場を提供していることは、図書館員の自己研鑽へ向けての大きな支援、エールであると考えられる。この事業自体、図書館の外から図書館と図書館人をサポートする、まさに図書館サポートフォーラム賞にふさわしく、高く評価して表彰するものである。

うーむ。
藤野幸雄父子による訳書はちょっと… とくに子どものはうの誤訳についてはまはりの人々がぼやいてゐる。

深井人詩氏の先導によって2001年以来の年刊書誌雑誌『文献探索人』、そして『文献探索人叢書』の刊行を続けられるなど、図書館員による書誌・年譜編纂の成果公開のための貴重な場を提供していることは、図書館員の自己研鑽へ向けて

へぇ( ・ o ・ ;)
意外なところが評価されとんのだなぁ…