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古本オモシロガリズム

帯及び帯文

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‏@shomotsubugyo

書物蔵さんがリツイートしました 大澤聡

本の「帯」にある帯文は、実はテキストがはじめて他者の認識にさらされ、それが言語化された非常に重要なメタデータ。それが目録データにも現物としても保存図書館に保存されないとは、もう大昔から残念なこと。タイトルなどはまだテキストの延長だし

書物蔵さんが追加
大澤聡 @sat_osawa
仕事。『出版ニュース』11月下旬号に「アーカイブ」第39回が掲載されています→http://bit.ly/1kWXcD3 副題は「栞と帯」。重要情報が記載される場合も少なくないのに帯はアーカイブされにくいですよね、という話。僕は帯紙をカットして栞代りに使うことで保管している。

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山本貴光
そんごくう1977
いちろおくん(117歳・無職)
tomoko isobe(脱被曝に一票)
積読荘の住人
たけうち
黒崎弥十郎/と嵜罫汰
佐藤あかり
im22

9:42 - 2015年11月28日
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 23 分23 分前

帯文は、本体(テキスト)がどういふモノとして公刊されたのか、っちゅー出版意図を知ったうえでの最初の他者の反応。この出版意図を知りえる他者といふ観点が非常に重要。テキスト解釈の重要な視点となる。また、テキストに序文・跋文がないような場合にその補完にもなる。
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 21 分21 分前

コンテンツの要約文(あらすじなど)、タイトルや著者名、出版社名、刊行年などは、本の本体さへ残ってゐれバ、あとから生成することができるけど、帯文は不可能。ともすると著者や出版社が存在してゐても、わからなくなっちゃふ。
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 13 分13 分前

むかーし、司書課程で国会図書館は保存機能を重視と聞き、ならば帯も保存してをるのだらう、と思ってゐたが、じつはカバーも含め全部捨ててたと判り、とってもがっかりしたなぁ。
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 11 分11 分前

図書館学はおおむね米国由来で、米国の本で帯はないか(ジャケットはある)、重要でないから、それが反映されとるのか、保管部門は現業扱いされて、カイゼンされづらいからかとか、いろいろ原因を想定してはみたが… まぁリアル事業は結果から考へるべきなので、組織や人員の構造に問題があるのだらう
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書物蔵 ‏@shomotsubugyo 3 分3 分前

全集類の月報ですら、当初は棄てられてたのを、気の利いた司書が個人的に集めはじめたのが保存の最初だと、どっかで聞いたんだったかな。国会の全集月報が本体貼りこみと、別製本の2つにわかれとるのは、さういった事情が反映されとるのでは。→ https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-101043.php
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