〔竹内〕自由民権運動の「志士」という言葉があったが、志士は語呂が悪いと言うので「壮士」という言葉に替えた。替えたのは星享ですQこれは明治二十何年かです。「壮士」はプライドのある言葉であった。それが、明治の末から大正の初めにかけて、「壮士」という言葉がごろつきの代名詞になってしまった。堕落したのです。「壮士」は、初めは顰蹙を買う存在ではなく、耳新しい良い言葉であり、尾崎紅葉はこの言葉に感じて「文士」宣言を行なったのです。
高橋 彦博「<研究ノート>院外団の形成 : 竹内雄氏からの聞き書を中心に」『社會勞働研究』30(3/4), 九一-一一八, 1984-03-20
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000588412
明治の末から大正の初めにかけて、「壮士」という言葉がごろつきの代名詞になってしまった
って、いいなぁ(*´∀`*)
かきかけの、戦前総会屋さん史の最初の項目は、
最初に壮士がいた
ってことにしやうとしていたんだわさ(゚∀゚ )アヒャ