書物蔵

古本オモシロガリズム

『大東亜戦争書誌』!(=´∀`)人(´∀`=)

大東亜戦争書誌』が福島鋳郎, 大久保久雄 共編で日外アソシエーツから出版されたのは、いまを去ること34年もまへ、1981(昭和56)年10月のことぢゃった。
この『大東亜戦争書誌』、タイトルがイマイチで――それは「ダイトーア戦争」のほうでなく「ショシ」のはうなんだけど。だって、雑誌記事索引なんだもんこれ――ほんたうなら「大東亜戦争雑誌記事索引」ぐらひにしたはうが明確なわけだが、それはともかく。
記事索引てふは調べものには必須のもんなんだが、昭和23年ヨリもまえには、近年開発された皓星社ざっさくプラスが成立するまで、戦中期以前の記事を見つけるのはむづいもんぢゃった。
ところがここに、雑誌コレクターの鬼、福島鋳郎――なんてったって、古書展に通うために職業も昼間は暇な警備員を選んだといふ奇人――と、列挙書誌の鬼、大久保久雄――古本屋にして司書、研究者でもある――が東京堂月報に