古書販売目録といはんか、古書目録(最近ハ古書目とも略すらし)の、さらに古本としての価値なんどといふものハありやなしや、といふ声があらうかと思ふ。
ん?(・ω・。) にゃに言ってんだかわからんってか(^-^;)
いやサ、たとへば世にも珍奇なる古書目録のコレクションが反町茂雄により集められ、千代田図書館に収蔵されてをるのは、昔から一部の愛書家には知られ、さらに委託されてからはそれなりの手当てもされてをるやうぢゃが、実はいろんな使ひ方があらうとは思われとったけれど、具体的に何に使へるかといふことはあまり明らかにされてをらんのではないか、とぞ思ゆ。
古書販売目録 検索システム
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/wo/khm/
いまここで、ひとつ開発した(。・_・。)ノ
大雪のなか高円寺へ突貫
イヤさ、わちき此度の大雪をかへりみず、高円寺なる古書会館の大均一祭に往いたと思ひネェ(σ・∀・)
わちき、いかうかどうか迷ったんだけど、ブログにヌ氏がきて「( ゚∀゚)o彡゚ トッカン、トッカン」(トチゲキの古い云ひ方)いふので、古本者ならバとて、雪で進まぬ省線に乗り、来てみたといふワケ(^-^;)
そこで何時間かネバったんだけど、わちきが、またですか、と打ち捨てていた古書目録が、ちやうど、この画面の、右側てまへの書架に一山あったと思ひなセェ(σ^〜^)
画像は主催者HPさんから拝借(^-^;)
すると、いつのまにやら、これもまた雪中行軍してきたヌ氏が、「これ、おもしろいですよ(σ・∀・)」とて、古書目の山をひっくりかへしてをるやうである。
ん?(・ω・。) 古書目かぁ、あっち側――画面左奥――に一誠堂とかイマイチおもしろくない戦後の古書目が山のやうにならんでをったし、どうせそのたぐひでは
と思ふたのだが、ヌ氏があまりに楽し気にひっくりかへしてをるので、わちきもつられてひっくりかへしてみたらば(@_@;)
ん?(・ω・。) この、きったならしい和紙ガリ版刷りの古書目はナニ〜?(-∀-;)
三土社。。。(・o・;)
こ、こりはー\(◎o◎)/!
「畸人伝」を書いた畸人鳥谷部陽太郎
なにをかくそう三土社は、鳥谷部, 陽太郎 || トヤベ, ヨウタロウ なるアナキストがやってをった出版社兼古本屋。そしてこの鳥谷部は、わちきと森やんすけ氏が知り合いになるきっかけとなった人物であ〜る(`・ω・´)ゝシュピ
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/comment?date=20060906
こんなけったいな人物は、もしちろん(?)オタどんも注目せるところ。
http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20060315/p1
そしてマタンゴ氏も。
http://d.hatena.ne.jp/ma-tango/20080727
ん?(・ω・。) 話がそれちったc(≧∇≦*)ゝ
このサンド社の古書目はこれからじっくり分析するとして、一緒にひろったのがこれまた、激レアなアイテム。
きいて驚け(σ・∀・)
五行山荘ぢゃ\(◎o◎)/!
その雑録なる古書目にこんな求む欄があった(σ^〜^)
84.伊豆の踊子 江川版
銀 木下利玄
世界地名辞典 索引共 揃
大衆法律講座 全揃
内務省フィルム検閲年報
書窓 第7号以下
鳥取県倉吉町
宇崎正頼
欄外に注記があって、「洋数字欄は探し物」とあるから、この84番さんは上記のものがほしいよ、といっているわけである(σ・∀・)
わちきは今これをみて、
なーんだやっぱり(σ^〜^)σ アラ、見てたのね〜
と思ふたことぢゃった(。・_・。)ノ
ん?(・ω・。)
やっぱす何が何だかワカランってか(^-^;)
さもあらう。
これぢゃよ
内務省フィルム検閲年報
なんで、一介の地方文人が、内務省の内部用検閲参考資料が存在してをることを知ってをるの(σ^〜^)σ
よく戦後的な価値観から、戦前の内務省の内部情報は外部の人は全然しらんかったということになってをるが、実はそのスジでは意外と知られてをった、とゆーのが、この一行から確証できたといふわけ(o^∇^o)ノ
って、