書物蔵

古本オモシロガリズム

業界誌といふ立ち位置

丸島基和氏が、出版業界でもギョーカイ一般同様だよ、という話を。

  • 「「オフレコ」と「リーク」の恐さ/主役はもっぱら企業のトップ」『新文化』(3010) p.2(2013.12.5)

オフレコは「実は多くの業界人が知っていたりもする」が、やはり信義上慎重になるし、その「対極にある」リークだと、「その情報提供者にはその人なりの正義感もある」ので、ガセネタかどうか確認のため「聞き込みをすることもある」という。ホヘー( ・ o ・ ;) 出版業界はやっぱり普通のギョーカイの側面があるんだぁo(^-^)o
比較するに我が(?)図書館ギョーカイは、じつは「業」ヌキの「図書館界」だと、「業」、つまりカネが少ない分だけ、オフレコもリークも少ないといふことにならう。若き頃のわちきなど、仙人を志望してをったので、許認可権のないところに行きたーい、とて官界ならぬ館界を選んだぐらいぢゃc(≧∇≦*)ゝ
しかして、少ないからといって、全然ないといふわけでも、ない。
聞きたいかの(σ^〜^)
あれはさう、いまを去ること8年まへだったか。。。
同年か次の年だかに、あるところにあるところから怪電話があったといふ。それは、ある人物が部下にセクハラをするてふもの(。・_・。)ノ
リークにはある種の正義感がセットになってをると上記記事にあったが、案ずるに普遍的な傾向で、では、その正義感なるものは単体で存在するのかといふと、ぜんぜんそーでもないところがまた、いやらしくもオモシロいところで(σ^〜^)
帆刈芳之助のように、ある種の硬骨漢なら、取り屋雑誌に堕することなく、業界誌としての使命を全うできるのであらうが、構造的に「これ言わないで」と「どんどん言って」の間のバランスを取るというのは、むずいのであらうとぞおぼゆ。
スキャンダリズムと公共圏ですなぁ(*゜-゜)
ある種の正義感といたけど、さういった公憤だけでは、実は人間って告発なんかせんのよ(σ・∀・)σ
その背景には私憤がある。
私憤と公憤が一致してこそ、人間は動くし、オモシロくもあるのだとは、たしか呉智英先生が書いていた。
そのタレこみも、受けた人物がある種の硬骨漢だったので、ここではスジが違うので受けられない。もし、本当にそうなら、きちんとした苦情処理機関に申し入れられよ、と返したといふことぢゃった。
しかして、その後、なーんもなかった。
なんかあったら、その後の業界史上に残ったある改革はまるごとなかったかもしれない。。。(・∀・)

ぜんぜん関係ないけど

と、記録をあさってたら、ぜんぜんあさっての記録がでてきて、にやにや(・∀・)

神保町のオタと称する人,なかなか勘がよろしいようです。
ジュンク堂の灰燼ならぬ怪人もそうですが,両方とも古書好きで堅めの職につい
ている感じがします。
Wed, 07 Jun 2006

さもあらう、さもあらう(σ・∀・)σ
ブログ界がおもしろかったのは、2005年から2006年あたりなのでは、あるまいか。