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古本オモシロガリズム

「セルフ・レファレンス」の提唱者没す:斎藤フミオ氏の日本レファレンス史上の位置づけについて

なんだか図書館雑誌のnews欄の訃報、やけに沢山並んでいるなぁと気になった(*´д`)ノ
 平野美恵子 北嶋武彦 田屋裕之 斎藤文男 岸美雪
同じ号で、訃報5人中3人までも国会がらみとは、こりゃあなんだΣ(゚◇゚;)
さういへば昭和30年代だったか、旅客機が落っこちて出版業界の首脳陣たちが大量死したことがあったが。。。そんな事件ってあったっけ?(。´・ω・)?
北嶋先生の本はおおむかし買った気が。。。会ったことないなぁ(*゜-゜)
ん?(・ω・。) サイトー、フミオってバ、こりゃあ、あのレファレンス論のサイトーさん!?(×o×)
なんとこりは(わちき的には)大問題(@_@;)
とゆーのも、わちきのレファ論にとって主要な論敵と想定してをったのだからね(σ^〜^)
調べると、
『図書館文化史研究会ニューズレター』(124) p.7-8(2013.6)に追悼文が載っている。
また、つぎのサイトに細かい業績一覧がある。ってか、知らんかった。
http://www.fuji-u.ac.jp/jiko-com/gyouseki/044.htm
いやサ、レファレンス・サービスの論を立てる人って、すごく少なくて。
とゆーのも、ある人いわく、サービスが本来的に受動的だから、従事者も演繹的に議論を組み立てることができない傾向になるのではではないか、というが。
逆に数少ない論者の一人が斎藤氏だったのだ。
で。
その論に、きはめて日本的に正しい間違いを含んでをったので、これは恰好なる論敵。斎藤フミオのレファ論批判を介してこそ、日本的に正しいレファ論を構築しやすくなるとふんでをったのぢゃが(゜〜゜)
残念なり。