書物蔵

古本オモシロガリズム

人文研究「レファレンス・コンクール」の提唱!`・ω・´)o

ビジネス支援協議会あたりがTRC系の図書館振興財団とタッグをくんで、<ビジネス支援「レファレンス・コンクール」>というものをやるらしい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/arg/20091118/1258523334
http://d.hatena.ne.jp/i-004/20091111/1257925074
オモシロげ。
旧来の公共図書館業界は、

ビジネス=金儲け、悪辣なる資本主義
レファレンス=貸出の後にしかできないもの、図書館学者の世迷言
コンクール=競争すること、悪辣なる資本主義

ということだったからのー
悪のジェットストリームアタック黒い三連星)ぢゃ(  ̄▽ ̄)
といふことでむしろ、ショック療法としておほいにのぞましいとさへいへる。

なれど…

人文研究レファコンクールぢゃ

はてブにもかいたけど、わちきにいはせれば!

日外アソシエーツさまに提案!`・ω・´)o 人文レファレンス・コンクール、研究レファレンス・コンクールを開催すへし!

いやサ、べつにニチガイさんでなくともよいのぢゃが、レファレンス・サービス産業ってほかに思いあたらんかったからのー(*´д`)ノ
ほんたうなら、日図協の参考事務分科会(滅亡済)とか、国会図書舘の一般考査局(滅亡???)あたりがやるべきものなれど…
イデオロギーや小役人がじゃましてできないこと必定であろう(*゜-゜)
ビジネスや医療でレファが役立つことは期待しやすいにしても、長期的にみればそれらは産業としてなりたっていくベクトルを持っているから、官立公立直営館の固有の事業ジャンル(コア・コンピタンス)には必ずしもならない。そーゆー意味で、ほぼ絶対にカネにならんジャンルのレファというものを、もっと振興してもよいように、悪の直営論者たるわちきは思ふてをるのぢゃ!`・ω・´)o

人文研究レファに業務ビジネス的側面

てか、これは日外さんをびみょーにほめることになるんだけど、いまG-searchとかで提供されとる人物情報なんか、じつはいろんな実務にかなりつかえる。ほかの、有名なDBで出ない情報がさくさくでる。それでいて公開情報に依拠しとる。これは、DB事業のコンセプトがよかったからと思う。
ところが契約料が高いのと課金が従量制なんで(少なくとも以前は)、館界連がけっこう知らない。

知られない→そんなには売れない→高い→そんなには売れない→知られない

ということになっていはすまいか。もったいないことぢゃて。
コンクールのときに時限パスを発給して日本全国津々浦々のレファレンサーに使ってもらう、というビジネス支援なんちゃらの販促悪巧みは、どのジャンルにおいても有効なことでは。