書物蔵

古本オモシロガリズム

提灯増に喝秀(ちょうちんますにかつひで)

以前、総会屋雑誌研究に邁進していたころ書いたメモが出てきた。
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提灯増に喝秀

といふフレーズが戦前にあったと梅原正紀が書いている。提灯は提灯記事のこと。増田義一。喝は恐喝の喝。野依秀市
増田はほめまくりで広告や協賛金をとり、野依はけなしまくりで広告や協賛金をとる。とるという点ではおなじ構造のビジネスモデルなれど、後者のみ「取り屋」という蔑称を奉られる。
ってなことを出会ったころの森さんに教わったのだった。まだ佐藤卓己先生の野依研究本が出るまえのこと。
どんだけ「広大」(@大屋幸世)なんだ森さんは(*ω*;)´´