書物蔵

古本オモシロガリズム

満洲国ではもっと著者が必要なのだそうな

国内はどこで読めるかわからない

  • 野間忠義「満洲国に於ける出版界の現況」『満洲行政』4(6) p.26-30(1937)

によれば、1936(康徳3)年で満洲国民生部に登録されている新聞雑誌が90種(うち日刊新聞紙25種)でしかないし、単行本出版点数も1936年で771点でしかないから、思想上まずいのだそうな。ページ数のわりには官庁統計ぐらいしか役立たない記事だけれど。。。
満洲国内ぢゃあ、印刷所はなんとかなっても著者がなんともならないのが問題だと指摘している。

あとから:昼にカレーを食いながら

満洲行政はやっぱ官庁出版なんスカ?(σ・∀・)

ヌートリアくんが聞くから、

いんや(´∀` ) 民間だよ。 満洲行政学会ちゅーの( ☞◔ ౪◔)☞
いまヒラがなで「ぎょうせい」ちゅー出版社があるでしょ。あそこって前の社名は「帝国地方行政学会」だったでしょ(σ^〜^)σ その満洲支社みたいなもん。『満洲行政』には小説とかも掲載されとるんよ(。・_・。)ノ