書物蔵

古本オモシロガリズム

梅棹忠夫の霊がお怒りにヒィー(((;゚Д゚)))ガタガタ

なんだか知らんがちと読んでみたエントリ
http://b.hatena.ne.jp/entry/drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg03098.html
しかしこれ、梅棹忠夫が見たら卒倒するよ。
「まったく民博ともあろうものが、なげかわしい(-∀-;) ってか梅棹先生の霊にドヤされるにちがひない(σ^〜^)」って言ったら、
「梅棹さんなら霊魂の存在を否定するはずですが。。。」と(^-^;)
たしかに幽霊の梅棹先生でも出てきたらさう断言するだらう(^-^;)

手続き法規によりかった判断しかでけん人は…

ただまあ、物品管理法著作権法によりかかったサービスをするというのは、ようするにその人がアーキビストやライブラリアンでないという信仰告白をしとるにすぎん*1
たとへばサ、このまへの日本著作権法改正で公文書館がらみの条項あったでしょ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/current.ndl.go.jp/e1303
わちきの考へでは各お役所の文書は各お役所に著作権が1970年日本著作権法によって(それまでの旧著作権法には正当にもなかったのが)生じてるから、それ以降、日本国内のまともな公文書館著作権者の許諾なしに複写・複製をしてきたのは違法であったということになる。けど、これもわちきの考えでは、複製してきたのは悪いアーキビストなのかといへば、そうとはいへんね。
またたとへばサ、メリケン国のライブラリアンって、サービスを組み立てるとき、物管法(ぶっかんほー)によりかかっとると思う?(σ^〜^)
って答へは明らかだよね。そんな法律はそもそもメリケンには存在しない。
むしろない国のほうがきちんと収集、整理、保管、廃棄がまわっとる*2

まじめっこが飛びつきたがる「最終的解決」

「なんだかさぁ、○○○ってわちきらが扱うふつーの△△△と違う特性があってめざわりだし、管理がめんどくさいんだよね(" ̄д ̄)けっ!」といはれても、「ふーん(´ー`)y-~~ もしホンタウにさうなら、無理に管理せず、ほっとけば(  ̄▽ ̄)b」ってのがわちきの観点だけど。

めざわりだから、ぜんぶ○○○問題として<最終的解決>しますた∠( ̄◇ ̄)シュピ

とか言われてもなぁ。。。(・o・;)
これは、そう、あれだあれ。
珍説資料保存にでてくる×××役人ぢゃ。
もちろん、○○○には「パンフレット」が入ってもいいけど(稲てっちゃんらが発掘した昭和20年代パンフレット問題)、ユダヤ、なんちゅー言葉が入ってしまふことも、もちろんありえる。
さらにもちろん「○○○問題の最終的解決」に邁進する人は、マジメで熱心な人であることを、このわちきが保証しますよ。

追記

んぢゃあおまいはマジメで熱心な人を愚弄するのか、ってか(σ^〜^)σ
そんなんなら、何もでけなくなっちゃうぢゃないのー、ってか(・∀・)
まあいかにもさうぢゃが、一歩ゆずって、何をいひたいのかといへば、歴史に学べといふことぢゃ。

さらに追記

長尾龍一だったかな、そこいらへんのドイツ法制史の本を読んだときに、人権が成文法に由来するか伝統に由来するか、コンセプトを選ぶ話があって、合理性や成文法にもとめると、ナチスみたいにきちんと合規的に人権をなくしちゃうこともできるようになっちゃうんで、まずいわなとあったような。。。
なんだかよくわからんものも、置場があれば保護すりゃいいぢゃないの。
保護してたらリゴリストに怒られるっちゅーんなら、あるんだかないんだかわからんままにしときゃーいいぢゃないの。そのうち、歴史が価値をきめてくれるでしょ。
本国からユダヤ人に旅券を発給するな、っていはれとったナントカさんが、まあ、目の前にきちゃったもんは発給するべ、とて死後ほめられることもあるんだからさ。

*1:知らんでよい、という意味ではないよもちろん。

*2:ん?(・ω・。) といふことは。。。(・∀・)