書物蔵

古本オモシロガリズム

小説・報国髑髏隊は古本屋小説なのぢゃ!`・ω・´)o

十菱, 愛彦 (1897-1979)‖ジュウビシ,ヨシヒコってしっとる?
誰も知らないってか?
では、トービス・星図(セイトウ)は?
知るわけないか(・∀・)
この人はね…
日本で始めて古本屋小説を書いた人なのではないだろうか。
いやさ、もちろんそれまでに古本屋が登場する小説はあったろうけれど。
古本屋を出すために小説を書くという意味でははじめてではなかったかと。
その題名はといへば。

報國髑髏隊

である。
昭和14年9月号から昭和15年5月号まで『日本古書通信』に連載されたのぢゃ(*´д`)ノ

  • 十菱愛彦「小説・報国髑髏隊(1)-(6),(完)」『日本古書通信』123号(1939.10),124号(1939.10),125号(1939.11),126号(1940.1),127号(1940.2),128号(1940.3),130号(1940.5)

いまググッたら、なんとご子息がおられるようである(´∀` )
http://www5a.biglobe.ne.jp/~oneness/
と、思ったら平成21年3月8日に満82歳で亡くなられていたようである(・o・)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~oneness/ichi_hp2_002.htm
どうやら、十菱, 愛彦氏は戦後、高円寺阿佐ヶ谷で古書店をしていたようである。
でも、戦後のことはむしろ、オタどんやマタンゴさんに聞いたほうがいいかなぁ(^-^;)
わちきが最も苦手とする分野である。