書物蔵

古本オモシロガリズム

やっぱり書かないと!`・ω・´)o

「しかるべき時を得てなされる罵倒とはある意味で礼儀でもある」

由良君美の寸言がたしか『先生とわたし』に載ってをったハズ、とて、文庫版をひっくり返したが見つからず。おっかしーなーぁ、確かに、きちんとした批判も礼儀のうち、といったことが載っていたような気がしたが… と悩んでいたら、なんと、わちき自身がブログに抜書きしとるぢゃないの(σ・∀・)3年まへ書いてをった(^-^;)

2007/7/30(月) ■「先生とわたし」から抜書き

彼の罵倒の根底にあったのは、しかるべき時を得てなされる罵倒とはある意味で礼儀でもあるという信念である。(元版 p.101)

わちきも礼をもって図書館本を罵倒したいもの。

ん、わちきの抜書きをよくみると、由良先生の言ったこと・書いたこととしてではなく、四方田犬彦氏の「地の文」になってるやう。これは、もすかすて四方田氏の考えといふべきか(*´д`)ノ
この『先生とわたし』は自分が過度に美化されているのと、そのしわ寄せがまはりの人々に行ってしまっていて、なおかつ事実として書かれているので関係者には非常に評判が悪いが、オモシロいことはオモシロく、モデル小説として書けばよかったのにとは思う。
ん?(・ω・。) もすかすて、この部分、文庫本の版にないのかすら…

書くこと

由良先生が本当はどうだったかはサテ措いて、やっぱり退官するまで単著を書かないというのは古風でカッコイイけど、あんまヨクナイなぁと。
1990年代にすこしものを書いたことがあったが、ぜんぜん反響がないんでツマンナクなってやめちまったが、その後で予言(合理的推論)がすべてあたったところを見ると、もっと書いてもよかったんだぁなぁ(*゜-゜)
どうも当時はまはりに書き物に価値を感じない人が多かったもので… って今もか(^-^;)
金沢文圃閣のご主人に連載を頼まれ、いつも締め切りをまもれずに提出しているのも(;^ω^)、まぁ、後世、オモシロがる者もをるのではないかと(σ^〜^)