書物蔵

古本オモシロガリズム

思いつき「限定悉皆法」

たまたま学食で友人らに遭ったので、ついついヱ資料論をぶってしまう(^-^;)
若い友人などは、ひたすら謹聴してくれていたが。。。このおっさんは、とあきれられていることであらう。
そもそも、ヱをばあつめむと思ふたハ、英書を読みテ、ハタと気付いたからデアル(まあもちろん、それ以前からオクで見てはいたんだけどね)。
が、しかーし。
いかなる資料群でアレ、あるジャンル(乃至主題)をば極めたれバ、その資料群の全体像に迫ることを得るのぢゃ(`・ω・´)
これをバ、「限定悉皆式全体推測法」とでも名付けんか。
これは、ある図書館の全体蔵書乃至OPAC搭載済みデータ全体を把握するときにも使える。どのような図書館であれ、図書館運営の本・雑誌をまったく持っていないということは(明治期の弱小図書館をのぞき)ないといいうる。たとい閲覧用に1冊たりともなくとも、事務用にはあるはずなのだ。
で、それらがどのような形で組織化されているか(orいないか)を観察することで、その図書館の、蔵書の来歴や入力基準を類推でけるのぢゃ。