書物蔵

古本オモシロガリズム

帝国日本に輸入された最後の図書館本ってか(゚∀゚ )

トンデモめずらか仮性図書館本が届いたヽ(o`・∀・´)ノ.+゜

・行政院文物保管委員會年刊 / 褚民誼 [著] ; 民國31年. -- [行政院文物保管委員会], [1943]
お値段は… ごにょごにょ(f;^〜^)
しかしこの、民国31(1942)年版を持っているのは公共系では国会ぐらいか。大学系でも東大京大北大といった旧帝大系の数館のみ。つまり、日本に数冊しかないもんが手許にあるという… なんといふ奇跡(・o・;)
いはゆる奥付がないので刊行年不明なるも、1942年12月までの閲覧統計が載ってをるのと、受贈機関の受入印日付が1943.7.1なんで、1943年上半期中に出版されたものだとわかる。
してみると、国内にない「民國32/33年」版もやはりセンセの言ふとおり、1945年(のおそらく上半期)に出されたといえやう。
この民国31年版が昭和18年玄界灘を渡ってから次の年、昭和19年には戦局が極端に悪化し、最終号とおぼしき民国32/33年版は海を渡ることは結局できなんだ。
そして民国32/33年版は内地…ぢゃなかった(^-^;)、いまは本土、でもなかった国内にない(でも数年前にコピーが天から降ってきたんであったo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ)。
帝国日本に輸入された最後の図書館本ってか(゚∀゚ )アヒャ
ところでオタどんのすけがいう「別稿」はすっかりわすれとった(^-^;) ゴロウタンの従事した宅配貸出の戦後への継承のことか、それともサンペーたんのことか。ん?(・ω・。) さういへば、ゴロウタンのカヲ写真のエントリも忘れとった(^-^;)