書物蔵

古本オモシロガリズム

2010-11-05から1日間の記事一覧

「屠れ米英われらの敵だ! 分捕れ沙翁もわがものだ!」 …ん?(・ω・。)

森やうすけさんと知り合ったばかりのころに、書誌話をテンコ盛りで聞いたなかにあった本。 太平洋戦争と英文学者 / 宮崎芳三. -- 研究社出版, 1999.2 このまへ、高円寺の古書即売会(んーとても古書展とはいへんので(^-^;))で、「これ、オモシロいですよ…

増田七郎(1905-1943)のbio-bibliograpy

この人は一言でいうと、国文学者にして司書。国文畑での業績はいさしらず、図書館史的には図書館の「日本的」論争の先鞭をつけた人。ただし、この人についての研究はまだない。森やうすけ氏いはく 大和資雄、「屠れ米英われらの敵だ! 分捕れ沙翁もわがもの…

もしわちきがオタどんの疑問にこたへてみたら

晴れてヴァーチャル古本屋となったオタどん。そのオタどんが今度は書誌学者よろしく、ある本の来歴について書誌研究の分野にのりこんできた。 松崎(1910)著は発禁だったのか? 坪内祐三氏が「発禁?」「この「明治四十四年発禁?」という一節は私の憶測で…