書物蔵

古本オモシロガリズム

やっぱす同時代に集めるにしくはなし

あるビブリオブロガーの記述に、京橋図書館がシステムを入れ替えたというので、ちょっと見に行ってみた。
すると、郷土資料の検索ができるようになっている。
む、これは(゚∀゚ )
とて、さっそく図書館ヱをば検索してみる。
にゃんだ、やっぱすいろいろ持ってるぢゃないの(σ・∀・)σ
てか、こーいったエフェメラっちゅーか紙モノは、同時代に集めるにしくはなし、なのだなぁ
これなんか、見てみてよ。ビジネス支援室だお(^ω^;)
http://www.library.city.chuo.tokyo.jp/CLISImage/M0/000/M000058101.JPG
ぐはっ!やられた。わちきが掘り出して、見て見て!とやろーとしてたのになぁ(*゜-゜)
とゆーことで、じつは戦前からあり戦災にあわんかった図書館は郷土資料としてイロイロおもしろいものを持っている。
けど、1960年代から近年にいたるまで、郷土資料はどーでもいいものとして放擲されてきたから、まともに目録をとられてこなかったんだよなぁ(-∀-;)
もっと一生懸命ヱをあつめるか(・∀・)

追記

上記のキャタログは次のもの。

地域資料検索(中央区立図書館) http://www.library.city.chuo.tokyo.jp/areasearchc.html 戦前から所蔵する錦絵 番付 写真・絵葉書・スライドを検索できる。

蒐集と保存

エフェメラ(イファメラ)は同時代に集める。これが鉄則。そしてそれには必ず、当面は閲覧目録にださない、当面は見せない、という方針が必要。そしてこれが、昨今の「財政・民主・主義」にあわないということは「珍説・資料保存」で説いたところであった。
同時代をはずすと、販売目録などによって全体像を再現することはできるが、かならず欠がでる。あったはずなのにこの世に残ってないということがある。

システムは短し、データは長し

今回、システム更新でこれら郷土画像資料のデータが公開されたわけだが、システム更新の予算で、書誌データの遡及入力をすることができた、というのが本当のところだろう。システムとデータは必ずしも相互依存的ではないからね。その証拠に、書誌データのフォーマットはPCのない時代からあるし(目録規則とかいうw)。