書物蔵

古本オモシロガリズム

Stage 3. o(゚ー゚*o)けものみちプロジェクトの茶話会ぢゃ(ノ*゚ー゚)ノ


JRに飛び乗って西日暮里駅へ。なんだかとってもフシギな造りの駅である。なにを隠そう、けふは「けものみち計画の茶話会」まさしく当日なのである!`・ω・´)o(右画像は南陀楼氏本の本の本棚)
と、南陀楼さんの日記にはもう記事がUPされていた。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090704

Kapoでけものみちプロジェクト茶話会ヽ(o`・∀・´)ノ.+゜

さて、駅から、これまたフシギな街(スサミストリートとぞ)を抜けて、喫茶店「花歩(かぽ)」へたどりつく。ここは一箱古本市で何度か来たことがあるので場所は知ってたのだ。でも、上がったのははじめてだなぁ
上がると南陀楼綾繁さんのほかにももう2人ほど来られていた。
みなさんが揃うまで古書会館の七夕古典会の話などす。南陀楼さんがいふには、もともと西日暮里駅というのはなにもないところに地下鉄と交差する関係で先に駅ができて、なおかつ計画的な開発もされなかったので商店街の発達がイマイチということらしい。なーるへそ。たしかにちっとフシギなストリートですのー(*´д`)ノ
そのうち友人Aも来た。集合は午後3時だったんだけれども、全員はきちんと揃うのは本がらみの会合としてはめずらしいのだそうな(^-^;) ん、確かに、遅刻をしづらい勤め人風のヒトが多いかも。古本屋さんもおられたが、古本好きの女性も来られたのはいささかびっくり。よく神保町などで古本を買うそう。
揃ったのでオハナシ開始〜
それぞれ持ってきた本やらなにやらを出して、それについて話す。全国古本屋地図の話の流れから、南陀楼さんがいきなり『ブックマン』(ほぼ揃い)を出してきたのにはびっくり・やっぱり、という感じ。バブリーな1980年代に古本趣味を涵養した雑誌として『ブックマン』の功績は実は大なのではないかと見てをるですよ。みなさん『ブックマン』世代とは上や下にずれていて、あまり知らなさそうなのが意外であった。まぁ、わちきや友人はドンピなのだけれど(^-^;)
いまのように古本趣味が(ある程度)一般化したのは(実は)一箱古本市の功績もあるのでは、などと思う。ってか、一箱古本市はじめたヒト誰〜?(・∀・)
南陀楼さん、昔の古本愛好家がいささか(ぢゃなくてホントはとっても)閉じられた感じで会話をしていたという昔話を。3人集まると、2人でディープな話をはじめちゃって、ひとこと説明を足せば3人目も話しに加われるのに、それをしない、みたいな。あっ、それ、すごくよくわかる。そんな感じが確かにあったなぁ(*゜-゜)
ほかにもいろいろめずらかな形態の本を持ってきた方も。わちき的には黒部節子という詩人が1969年に出した『身薔帆』という詩集の特殊形態がオモシロでした(いま調べたけど、案の定、どの図書館にもない)。ほかにもアホアホ本とかも開陳されていた。

わちきは『文献継承』の14号を差し上げる。「古本界の重爆撃機」の記事を書いたので。
かなりゆるーりと話した後で(2、3時間も居たかしら)、南陀楼さんの仕事場へ移動す。場所は事前にgoogle mapで予習しといたから知ってたんだけどこれまた随分と駅に近いですの。

古書店もどき南陀楼亭でビールに飲まれる

行ってみるとマンションの一室で、奥様と共用の仕事場ということらし。ただ、尋常でないのは壁という壁が本でうめつくされていることにゃのだ。壁に本がないのはおトイレぐらい。あとは、玄関から始まりキッチンにいたるまで、「四面書架」状態なのである(^-^;) まさしく古本屋がでけそーな。
ビールを片手にみなテンデにお話と本の見学を。うーん、だんだん古本屋さんに上がりこんでいる気分になってきた(^-^;)
押入れを改造した独特な周密書架(画像)をオモシロがって見る。これはかなり収容できそうな。

製本の締め機があって(これは奥様用らしい)、あゝこれがあれば綴じがゆるくなった本とかすぐ再生できるのになぁと思ったり。
と、うーんビールの飲みすぎでチトよっぱらってしまったですわい。別のテーブルに黒っぽい本だけとりわけた山があったんだけど、酔っ払ってから見たので、もっと始めに見ればよかったと反省(´・ω・`)
南陀楼さんが奥からモクローくんセドローくんと奥さんのフィギュアを出してくる。
なかなかきゃわいい(^-^*)
とくにモクローくんが本を縛っている(いや、「掘り出しかっ!」とこれは紐をほどいている)フィギュアがほしい〜(´q` *)ヨダレ てか、これもすかすてコミケやワンヘスで売れるかも(゚∀゚ ) うーん、それにしてもカワイイ。

ここらへんからビールが効いてきて、いささかフワフワしてきちまったわけであるが、資料モノの話もいろいろするも、あんま憶えてない(^-^;)
これは南陀楼氏幼少のみぎり手づからお使いになった日記帳。切符とか張り込んであったのは後の紙モノ蒐集へとつながったのか(・o・;) かの「がらくた宗」の貼り込み帖のうへに乗っかってをるというのも、なにやら示唆的な(・∀・)
とにかく南陀楼さんが多数のお客さんを相手して、料理を出し、作り、給仕し、さらにお話の相手をしてくれていたのを憶えているのみ(画像:うどんをゆでる南陀楼綾繁さんをみなで撮影するの図)。

ホストとしていろいろ気をつかっていただき、ありがたいなり〜 ついついイイ気分になってしまいましたですぢゃ。
にしても、南陀楼さんが出してくれるもんはうまいのぢゃo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ
最後に別に本の山が出現し、古本のつかみ取りと相成った(・∀・)
わちきも、『ホームライフ』なる戦前グラフ雑誌をもらってしまふ(^-^;)
どーもどーもでしたのぢゃ。
いいかげん、いい時間になったので辞去す。
るも、友人Aと駅前の「かまどか」なる飲み屋へしけこみ、終電近くまで飲んでしまったのであった(*゜-゜)