書物蔵

古本オモシロガリズム

わかると思うけど…

わかると思うけど、松下三鷹さんっておそらくこの先もどのようなモーメントにおいてもクローズアップされることはない(でしょう)。
もちろん、満洲開拓読書協会の前史たる「一燈文庫」のある瞬間に居合わせたという点で、図書館史マニヤで大東亜図書館学の復興を悪辣にも目論む保守反動インテリたるわちきにとってはかなり重要なわけであるが。
ただ、おそらくは調べものをする人がこの世に数万人いるとして、その数万の調べモノに固有の意義を有する数十万の過去の人物(半有名人)がいるはずなわけで。
それの調べ方のモデル(とはいへ昭和前期限定だけど)として記述してみたわけ。
もちろん、これは降霊術みたいなもんで、わかったよーなわからんよーな、そんなもんでしかないんだけどね。