書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館政治ネタ…

岩波ブックサービスセンターで『ず・ぼん』を立ち読み。
なんだか国会図書舘の納本業務の長大インタビューが載ったりしてる。なんか独法化案以来、あそこのことをよく雑誌新聞で見るが。。。 二階級降格事件より前ってあそこは何をしてたのだろうという疑問も。
甲南大学の馬場先生が、長大な論文で、船橋西図書館の土橋司書は権威主義的だったがゆえに焚書したのだと断罪しておるのう。会ったことあるのかしら。むしろ単なる「やりたがり」なんじゃないかと。どんな場所にも男女問わずザラいるタイプ。慎重さに欠けるそんな性格類型は、周りの反感を買う。そして、船橋西図書館の事件の、すべての発端にはそれがあるとわちきはにらんどる*1
最後のところでは館界のみなさまが『図書館戦争』にフィーバーしとる。能天気。『ず・ぼん』読んで、「うんうん、そのとーり。図書館雑誌じゃ書けないことよく書いてくれてる!」なんて御仁は、このブログ読まないようがいいですよ。お腹いたくなるですよ。知らんですよ。
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そういえば、この前もと図問研のシトと東西の実情の違いとそれがもたらす理論の違いについて話した。

*1:だってフツーに考えて、行政の最末端の図書館の、さして有名でもなかった船橋の一事務が、なんで産経新聞に載るの? さすが権力と結託する保守右翼の産経は日本全国津々浦々にスパイ網を持っている! なんてことはないよね。ということは…。この先のことはおそらく数十年しないと、わからんね。事件の発端なんて、国家的陰謀!とかいうより隣人の腹立ちとかだったりもする。まー右翼も左翼も保守も革新も、礼節を持って仲良くケンカせんといかんということですじゃ。