書物蔵

古本オモシロガリズム

国会図書館が納本拒否をしていると朝日新聞投書にあった(・o・;)

声)国会図書館に納本できず残念 / 会社員 茂木房夫(神奈川県 56)
 自費出版したエッセー集を国会図書館に納本しようと出かけたが、受け付けてもらえなかった。昨年10月に別の自費出版本を持ち込んだときは、納本できたのだが、残念でならない。
 今回、窓口担当者の説明では、広く読者の目に触れる出版物が対象で、例外を除き、…
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201308310507.html

この投書、有力紙だけあって、図書館OBなども心配して(?)手紙などを寄せてくれたりもしているが…(゜〜゜ )
一言でいへば、バカ(*´д`)ノ
納本には100部の発行部数が必要だと言われたというけれど、ABCやらなにやら、数万冊から数百万部を刷り上げる商業出版物のごく一部しか発行部数などはわからんのに、それを基準にするとはとは┐( ̄ヘ ̄)┌
それに限定版とかはどうするのだらう(。´・ω・)?
ってか、やっぱりバカなんだねぇ…(*゜-゜)
このやうなことを新しく決めた担当者や責任者は図書館史・出版史にマイナスの名声を残すことになったねぇ(*´д`)ノ

追記20131031

Q1:どんなものを納めなければならないのですか?
A1:原則として、頒布を目的として相当部数作成されたすべての出版物です。図書、雑誌・新聞だけでなく、CD、DVD、ビデオ、レコード、楽譜、地図なども対象となります。
 また、社史・団体史等の自費出版でも、相当の部数を作成し配布されているものは納本の対象となります。ただし、ホチキス止めなど簡易綴じのもの、広く一般に公開することに支障があるものなどは、納本の対象とはなりません。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/deposit_01qa05.html

この公式サイトにいう「相当部数」とは100部ということだったというわけ。
しかし、これは極めて損だね。
ひろくあつめて整理区分で調整するというのが帝国図書館以来の知恵だったのにねぇ(・∀・`;)
こんなこと決めちゃった担当者や責任者は誰?
図書館史上の事件として録しておかねば。