書物蔵

古本オモシロガリズム

キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!

くうざんさんに誘われて,古書会館へいそいそと(^-^;)
百福自集 / 岡田温先生卒寿記念会. -- 岡田温先生卒寿記念会, 1992.5
これっ! 戦前戦後図書館史で重要人物たる岡田ナラウさんの90歳を祝う文集なんだわさ。
うーん,よくもまぁツブシにならなかったのー
友人も言うてをるが,これがでた1990年前後は過渡期。って自費出版の。
これ以前は,活字にくむか謄写版。これ以後は,これまた手軽に印刷本。ちょうど,ワープロ出版の時期で,見た目が,ちと,うーむ,って時期に出たもの。
わちきが古本屋だったらつぶすかも(^-^;)
それが1000円で出てた。わいわいo(^-^)o まさかこれが手に入るとは。くうざんさんに誘いだされてふらふらと行った甲斐があったというもの,ってかありまくり。
きっと100部程度しか作られなかったと思うよ。超レア。
この中身なんだけど…
岡田さんの弟子スジ関係者スジの人々が岡田氏についての文を書きそれに岡田氏自身が手書きで答えるというしゃれたもの。
この,あんまり書かなかったけど人的ネットワークの要所にいた人ってのが,とうぜんのことながら図書館史には重要になってくるわけだわさ。
一般に,国立図書館系で重要人物ってーと金森徳次郎中井正一とかがでてくるけど,うーん,どーなのかねぇ(゚〜゚ ) 金森はまぁ,アレだし中井は何かをやろうとしてたけどすぐ逝っちまったし…
図書館史ってーとすぐ,理念史だの進歩だのをしてきたけど,そんなのよりも具体的な事業史や人脈史のほうが実は重要。
この,超レアでツブシになりそうな文集は図書館トリビア図書館ゴシップ満載たのしたのし灰色文献なのじゃo(^-^)o
わちきが古本屋なら,5000円はつけるのー(もちろん,渋川驍も書いているとかヒネってじゃ)