書物蔵

古本オモシロガリズム

「読書会の指導性」論争(満洲の沃野に読書はあったか 6)

戦時中,図書館事業は読書会を中心に展開した,ってことは何度も話したよね。
で。
この読書会のやり方をめぐって論争があったという…
これは1980年代のある,どこにでも転がってる図書館本に書いてあることなのさ。
けど意外とあたりまえすぎて気づかんね(ってかわちきも先週まで気づかなんだ)。

すわ,戦時図書館論争!

とフィーバーしちったンだけど,そこに引かれてる本がまた…
この,わちきが見つけられない…
ってことは,書誌事項がいいかげんなものなのだろー,と推測をたくましゅうしておりやした。
ところがこの前の本に手がかりが載ってたo(^-^)o
うん,これを,

読書会の指導性論争(1943)

と呼ぼう(^-^*)
久方ぶりに論争史一覧を改定じゃ(`・ω・´)ゝ
ちなみに,当事者の矢川徳光の選集なんかみても,これについてはなーんにもわからんのだ。