書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館人の自殺(×o×)

新宿展へ行く。意外や図書館本もちらほらと。
アントニー・ビーヴァー『ベルリン陥落1945』を半値で。きっと,いろいろ恐ろしいことが淡々と書いてあるだろう(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ベルリン陥落 1945

ベルリン陥落 1945

友人に会い,揚子江菜館でヤキソバ。
のち,喫茶店TAKANOでお茶。シャリマーティーを。
岩猿敏生氏の昨年の論文を紹介さる。『図書館文化史研究』でないとこがハテナだが。それに,日本図書館史の時代区分論があるのはよいとして,佐野友三郎が自殺した,と書いてありおどろく。
なんでも知ってる友人「あれ? 知りませんでした?」
あわてて今日拾った『佐野友三郎』(日本図書館協会)を開くと,たしかに最後のほうに,神経症が亢じて,とある。
はるかな昔,「非営利組織では(時給換算されないボランティア時間が増え)従事者の精神力が投入されすぎてしまい,精神神経疾患になる」という話を聞いたことがある。
ほへー('0'*) あの,佐野友三郎もそうだったのねー
これは根が深い問題だわん。
自分の時間を削ってまで図書館を良くしようとすると… これは危ないなり。非営利事業のアブナイ点なり。あるいみ学者生活も似てるなりが…
だれか図書館員の精神生活について書かないかしらん…
そういえば,このまえあった日本図書館情報学会の発表に,こんなのがあったよ。
司書有資格者の方が無資格の人たちより給料は安いけど仕事の満足度が高い,ってアンケート結果。
これとどうつながるのかなぁ。
いまの司書の多数派はオキラクだけど,業界を憂うる一部は神経症になってしまふという解釈ぐらいしか思いつかんよ…