書物蔵

古本オモシロガリズム

ndlopacを簡易人名辞典として使う例

ネットには断片的情報があふれてをる!
盟友・神保町のオタさんが,エスペランチスト藤澤親雄ってゆー人でフィーバーしとる(・o・;)
で,藤沢親雄ってどんな人かなーと思った。
さういふ場合…
わちきは次のようにしてをる

1)ndlopacの「著者名」欄に人名をぶち込む
2)ヒットした書誌の詳細表示から著者標目の生年をゲット
3)生年と人名でググる

これで,かなりの確率で,ネット上にもしあれば,その人の略歴がヒットするのだ。
ただ人名だけでいきなりググるとノイズもたくさんヒットしちゃうからね。
もちろんこれにはいろんなバリエーションがあって,たとえば著書がない人の場合は,1)で人名を「件名」にぶち込んでみるとか(伝記があればヒットする),2,3)でつかう生年を没年にしてみるとか,はたまた1)の段階を書誌検索画面じゃなくて「著者検索」画面や「件名検索」画面でやってみるとかもあるんだけど(書誌データじゃなくて,典拠ファイル自体を検索できる)。
こーゆー裏技的な機能って,レファレンスライブラリアンなら誰でも知ってるだろーと思ったら,誰も知らなくってあきれたよ…
日本の場合,カタロガーも典拠ファイルの質や使命に無頓着だしレファレンサーも使わんし,ましてや一般利用者も知らない。これじゃ,いらないことになるわなー。やっぱ黄色い猿には英米図書館学の成果など不要なのだなぁ。
こーゆーところに文明を作る民族とまねしかできない民族の差がでる?(って,これアドルフ君の民族理論そのまんま)
まぁ,それはともかく,藤沢親雄or藤澤親雄と1923でググると,やっぱり神保町のオタさんとこぐらいしか人物情報がない。ネット上ではレアな人物をオタさんは取り上げているのだ,ということがわかる。