書物蔵

古本オモシロガリズム

執事喫茶から図書館喫茶を想う

夏目房之助氏のブログで「執事喫茶」なるものが今度できると知る。その店のブログをみると池袋サンシャイン向いにできると。いささかあきれるが,まあ,それもありかと。
ただ,執事役はどんな男がやるのだろう。まさか秋葉原を歩いてるようなヲタ? それともホストみたいな人たちかしらん。
その伝でいけば,図書館喫茶はどうか? 図書館ホテルは米国に実際にあり,しばらく前に話題になった(たしかデューイ十進分類DDC著作権問題で)けど。
ってつまらんか。一度,話したよね
まあ,マンガ喫茶とかヒルズ図書館がそれにあたるような気も。
古本喫茶はもうかなり普及したしね。
とにかく,お茶と本というのはかなり相性がいいもんなんだけど,図書館員たちはものすごく嫌う。
もちろん,本が汚れるからなんだけど,わちきはそこで「汚れないのならよいではないか」「汚しても弁償できればよいではないか」と考えてしまうのだわさ。だいたい貸出用コレクションはかなりの損耗を前提にしてしか存在できないはずなのだし。
汚れづらいミネラルヲーターのみ許可する,とか,弁償規約を利用カードなどに表示しておく,なんてことをしてみてもよいのでは。
もうこの時点で善意あふれる図書館員さんたちとは意見があわなくなってしまうのだ。無意識に倫理や道徳をサービスに持ち込んでしまう人も多い。
それでいて,本をギュウギュウに書架におしこんだり,古本屋に売れば何万もつくような資料をクズ屋(これって差別語?んーわからんち。なにせ差別語かどうかはリストがないからわからない)に出したりして平気な顔がよくできるなと。
と,ぜんぜん話はあさっての方向に。