書物蔵

古本オモシロガリズム

白痴ならぬ「白専」!

パラパラめくると…
オモシロ!
たとえば,
白専
白は反革命で,専門は専門バカのことらし(^-^*) もとは1950年代後半の一般語で「反革命的知識分子」のことらしいが,中国図書館界では…

“ただ大きな館舎,十分な経費,豊富な蔵書ありさえすればよく,幹部の思想問題をおざなりにする”ことを批判的に表現

する語だとか(でも「お座なり」じゃなくて「なおざり」じゃないかな…)
わちきは,その,まさに「白専」なりよ。さすが漢語の故郷,中国なりっ! \(^▽^)/ワーイ さまざまなことをキチンと表現する漢語がありだす。これからは自称として使おうっと。
「大きな館舎,十分な経費,豊富な蔵書」がありさえすれば,幹部(のアタマの中)が右翼だろうが左翼だろうが保守だろうが進歩だろうが,かまわんもんねー(ちゃんと使わせてくれれば)。
逆に,
小さな館舎,不十分な経費,画一的蔵書」で幹部が「思想的に正しい」としても,そりゃ,ろくな図書館じゃありゃせんがな
ま,
「小さな館舎,不十分な経費」でも,「特殊な蔵書」でがんばるってのはアリだけど(現代マンガ図書館とか),それでも,マンガ図書館の館長さんが思想的に正しいから立派なんじゃなくて,特殊な蔵書をきちんと管理してきたという事実から逆に,結果として「館長さんの思いが正しかった」ことが証明されているだけで,事態はまるで逆。

正しい思想→正しい蔵書

じゃなくて!

正しい蔵書→正しい思想

ということが結果として証明されているにすぎん。この点で,わちきはプラクマチストだかんね。

思想が正しいか正しくないかは,それ自体の正しさでは証明できず,その思想を使った結果の正しさからでしか証明できない

っちゅーわけだ。
でも,「白専」だけじゃないよ。もっとスゴイのあるよ。毛主席万々歳!があるよ。