書物蔵

古本オモシロガリズム

 図書館関係のブログがあるらしい

友人に,標記のものがあると聞き,ちょと見てみました。図書館員のまなでし,というもの。まなでし,は漢字形です。ブログ主は法学出身らしい。
他へのリンクとかもありました。言ってることはもっともです。が,まじめなんですよね。やっぱり。まじめは悪いことではないけれど(どちらかといえば好き),うーん,そーゆーノリしかなかったことが業界の硬直化を結果としてまねいてしまったと私は思うんで,もっと,おもしろおかしく不真面目にやりたいなとマジに思ってしまいますた。匿名というところを生かしたオモシロ真面目なブログを目指したいな,と。真面目に物事を論じたいなら論文かけばいいと思うんで…。
そのうち真面目な人々とドンパチやらないといけなくなるのかなぁ。今はコメントをつけられる機能を選択していますが,もしかしてやめちゃうかも??? そしたらちょと寂しくなるなぁ。
さみしいといえば昨日夕方,筑波をドライブしましたが,あそこは寂しい街ですね。はいった古書店も,わちきが店をでたとたんに閉店しちゃったし。ずいぶん早じまい。神田の専門店街なみ(笑)。ほうほうの体で帰ってきましたよ。
夕方は買い物客でごったがえす商店街でそだった者にとっては寂しすぎ。クレヨンしんちゃんに「おとな帝国の逆襲」という映画があったけど,夕方の商店街というのは,昭和時代に幼少期をおくった者にとってキョーレツな郷愁を感じさせるものです。
郊外がマック化して個人がアトム化する一方,都心は戦前からの都市化の伝統があるからまだよい,というのが,『ファスト風土化する日本』のモチーフですが,その論証にはかなり怪しいところがあるにしても,感覚的にはうなずけてしまうところがあるから怖い。