書物蔵

古本オモシロガリズム

古書遊覧(別冊太陽)

イルムス館でなにも拾えず、かはりに森さんに拾ってもらったもの。

1000円で。ネットがまだ本格化してなかった時代でもあり、また、ちやうどトンデモ本という概念が開発されたころでもあり、なつかしい。
いくつかこころに残った記事。

  • サブカルチャー戦前編 / 中川道弘(上野文庫) ※上野文庫の棚がカラーで映っていて、あゝさうだった、と思わせる。セドリで仕入れているとも。
  • 「セドリ師」人生四十年,スリル满点編波乱万丈 / 志田雅秋 ※出久根達郎直木賞をとり、それで作られたテレビ番組「人間劇場」(テレビ東京
  • 古書目録で本を買う / 米沢嘉博 ※店売りが伸びず、1990年代は目録が増えていたのだという。古書目録の概説の最後に「にしても、まだ目録のコレクターというのを、ぼくは知らない。」とする。千代田に納まった反町コレクションはまだ知られてなかったのか。

このころの自分に、もっとまじめに古本道にはげむやう、言ってやりたいのー(*゜-゜)